ー 絵本旅行イタリア編
今回の旅のテーマは「出会い」と言う事だったのですが、本当に沢山の人や絵本や場所、それにちょっとした事件に出会ってきました。
まず行ったのはイタリアのボローニャ チルドレンズ ブックフェアです。
前の晩にホテルに着いて、体内時計を上手い事調整し、いざ6年ぶりのボローニャブックフェアへ。
この中の大きな会場に世界中の出版社がブースを構えています。

会場内では出版社ブースだけではなくて、コンクールの受賞作品の展示や、トークショー、イラストレーター達が自分の絵を貼って良い壁などなど、見所が一杯です。
世界の有名絵本作家さん達もチラホラ見かけます。パツォフスカーがサインをしていたり、ダーハンが座っていたり。
いろいろな日本の出版社の方々に挨拶をさせて頂く事が出来て良かったです、皆様に本当に親切にしていただきました。

前日の出版社さん達との食事会で、裏路地が良いと教えて頂いたので、バス〜電車と乗り継ぎ、駅から裏路地を散歩しました。駅を出た所から、水の都は他には無い雰囲気を醸し出していて、テンションが上がります。
さらに迷路のような小道を入って行くと、川と小道が入り組んでいて、建物が切り取る風景が、他のどこにも無い幻想的な世界を作っていました。
イエラマリの絵本は手に入るものはほとんど持っていたのですが、原画の緻密さは想像を絶するものがありました。
緻密さだけではなく、動物の躍動感ももの凄くて、デザイン的に美しくかつダイナミックなフォルムに、うっとりしてしまいました。

日本で何年も絵本の事を考え続けて来たのにも関わらず、まだまだ新しい刺激を沢山もらえて、えらく得した気持ちになりました。 そしてこの日さらにスペシャルな出来事が。凸版さんのブースでフランスの出版社さんとの打ち合せに立ち会わせていただく事が出来たのです。
つたない英語を交えつつ僕の色々な絵本を紹介させて頂くと、なんと「おおごえずかん」に一番興味を持って頂いて「フランスにはおおごえの種類はあまり無いけど頑張ってみたい」と言ってもらいました。自分で言うのもなんなんですけど面白い本なので是非フランスでも出版してもらいたいです。その出版社の人いわく「あおいちゃんや、おおごえずかんの絵のスタイルは他では見た事が無い」らしいです、これには大感激でした。
次回はフランス編をお届けします。いきなりちょっとした事件があります。

絵本、玩具作家、デザイナーとして、テレビの番組デザイン、玩具の企画デザイン、Tシャツや雑貨のデザイン、CDジャケットのデザイン等のほか小説などのイラストも手がけている。
著書に『おおごえずかん』、『カラフルアニマル』(コクヨS&T)、『四字熟語ワンダーランド』、『ソケットとおとのまほう』、『クリップとみずのまほう』(フレーベル館)、『しゅっしゅぽっぽ』(教育画劇)、『れいぞうこ』、『おしいれ』(偕成社)
オフィシャルサイト ライオネルワンダーランド
2010-4-8th Up





