タイコクラブ | おんせんみっけ!#2 〜はやぶさ温泉〜 

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おんせんみっけ!#2 〜はやぶさ温泉〜

中央高速温泉道第一弾:はやぶさ温泉

皆さま、気付けばすでにタイコクラブまで3週間を切っているではありませんかぁ!
順調なスタートを切ったかに見えた温泉コラムでしたが、いきなり1ヶ月も間空けてしまいましたね…。
ホントにどうもすいません…。
オーガナイザーからも「いい加減早く第二弾書いてください~」とシレッと煽られまして(笑)、いよいよ本題の中央高速沿線の温泉話に今回より突入させていただきたいと思います。
これから開催までテンポ良くアップしていきますので、改めて皆さま、よろしくお願いします!

まずは中央高速温泉道第一弾として、“究極の美人湯”で名高い「はやぶさ温泉」をご紹介します。
八王子インターを出て1時間もしないうちに勝沼インターに到着。
一面に広がるぶどう畑を突っ切ること約15分、看板がないと素通りしてしまいそうな日本庭園付きの普通の民家が1軒ポツリ。
全国の温泉マニアを唸らせるはやぶさ温泉に到着です。


日帰り専門の温泉施設として遠方から地元の方まで多くの人々に愛され、お年寄りや子供連れの家族、シリアスな湯治客、カップル、温泉マニアと様々な客層が入り乱れ、「良い温泉には人が集まる」という良質温泉の定義をまるで立証しているかのようです。
混み過ぎて芋洗い状態の時があるので、ピーク時は避けた方が懸命かも。

建物に入ってすぐ、そのB級感漂うアットホーム過ぎる雰囲気にまず飛ばされます(笑)
奥の食卓が丸見えの受付もさることながら、5~6人の子供たちが騒がしく廊下を掛け巡り、その脇をおじいちゃん、おばあちゃんがすり抜けていくのどかな光景が心和ませます。
生活感が充満しているので、もしかしてオーナーファミリーはこの施設に寝泊まりしているのかも!?

温泉は男女別の結構大きめな内湯と露天が1つずつ。
浴室に入ってすぐ甘いたまご臭の香りが立ち込め、はやくも期待が高まります。
内湯は鯉の口から大量のピュア源泉が放物線を描きながら豪快にほとばしり、まさに掛け流しとはこのことのようにザッコザコのオーバーフロー。


42度と適温のお湯は細かい湯の花と気泡が舞い、体にアワがまとわりつく癒し系。
鮮度は抜群で、お湯が少し青く発光しているように見え神秘的です。
高アルカリ泉らしくツルスベでサラリとした優しい湯触りが浸かり心地を良くしてくれます。

露天は空気に触れる分若干温めで、内湯には劣りますが鮮度も良好なので長湯を誘い、ついつい時間を忘れてしまいます。
この温泉は天然のアルカリイオンを多く含む飲用に適した温泉でもあり、“浸かっても飲んでも体に良い温泉”として全国の糖尿病や痛風、アトピーなどの患者さんたちから絶大な人気を誇っています。
自分は計5回程立ち寄っていますが、前回行った時お会いしたおじいちゃんは何と草津から週1で通っているそうで、そのおじいちゃん曰く今では草津温泉を凌ぐ体に効く温泉としてその筋の方々には伝説化しているそうです。


最近以前にも増してコンディションが上昇していると評されるはやぶさ温泉の源泉、まさに温泉は生き物、ライブでございます(笑)
派手さはないものの、内湯でも露天でも鮮度抜群のお湯が豪快に掛け流され、柔らかくて滑らかな湯触りと甘いたまご臭の香りが体の芯まで癒してくれます。
みなさんも是非ご堪能あれ。
はやぶさ温泉、おそるべし。

実は温泉仲間たちから「ちゃんと現状の白樺荘を伝えろ!」とツッコミが入ったので(笑)、前回の「赤石温泉白樺荘」の記事に補足させてください。
ご紹介した赤石温泉白樺荘は2009年6月をもって閉館し、現在では新しい大型宿泊施設に生まれ変わって営業されています。
残念ながら建物は全てリニューアルされ、味も風情もない普通によくある日帰り温泉施設みたいになってしまいました…。
肝心の温泉も湯使いも循環仕様に代わり、甘いたまご臭もクリオネのような湯の花も感知出来ず…。
温泉心を開花させてくれた運命の出会いだっただけに非常に残念です。

いろいろな事情があると思うので一概には言えませんが、赤石温泉のように時代の様々な風潮/流れに翻弄され、温泉本来の姿が薄れた大型施設にリニューアルする傾向が主流となり、また、後継ぎがいない理由で閉館してしまう温泉宿が近年後を絶ちません。
はっきり言ってこれは今、温泉文化存続の危機に直面しているということなんです!
地球の体内から噴出する温泉に浸かり、身体を癒す。
そこには自然と人々が集まり、温泉文化が育まれる。
日本を代表する独特の文化の1つとして、次世代への伝承を心掛けていこうと改めて思わされた「赤石温泉事変」でした。


井出辰之助

野外フェスティバルやコンサート、クラブイベントの企画・制作・運営・PRに携わる傍ら、企業プロモーションやブランディングなどお硬い企業モノまでもそつなくこなす、もはや何でも御座れの何でも屋。音楽、旅、温泉をこよなく愛し、仲間たちと車でかっ飛ばし関東近郊のリアル温泉を毎週末攻めるそのアディクト志向なライフスタイルは、ファンキーでディープ且つエキサイティングでデンジャラス。そのストイック過ぎる姿勢は、たまに周囲から冷ややかな目で見られている。
infusiondesign inc. 所属


2010-5-17th Up 



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