中央高速温泉道第二弾:山口温泉
はやぶさ温泉に続き第二弾の今回も山梨の隠れた名湯をご紹介します。
山梨の温泉というと草津や伊香保、水上、四万がある群馬県、那須、塩原、鬼怒川がある栃木県、神奈川県の箱根や湯河原、静岡県の熱海、伊東、修善寺周辺など他県の人気温泉に比べるとほとんど知名度がありません。
せいぜい山中湖や河口湖周辺の循環仕様の“ビジュアル系”な大型温泉施設を思い浮かべるくらいでしょう。
ところが、実は山梨は温泉マニアにとってはたまらない隠れた温泉聖地なんです!
有名な武田信玄の「信玄の隠し湯」と呼ばれる温泉が山梨と長野には広範囲に渡って点在していて、信玄の本拠地・甲府には至る所に良質な温泉が湧いています。
タイコクラブへ向かう中央高速の道中でも、恐らくいつも通過しているだけの山梨はノーマークなはず。
都会の荒波に揉まれたその体を山梨の温泉でリフレッシュして、心身ともに万全な状態でタイコクラブへ挑んでみるのはいかがでしょうか。
地元の方と湯質に拘るマニアに絶大の人気を誇り、ここの名物番頭さんはマニアの間では温泉マスターとしてかなりの有名人で、温泉とはなんぞやを教えてくれます。
ぬる湯なのに冬場でも決して加温しないで源泉掛け流しに拘った番頭さんの温泉愛にはアッパレ。
一見怖そうですが人柄の良いとても親切な方なので、是非温泉談義に花を咲かせてみてください。
温泉のかな~り深い話が聞けると思います。

ここの特徴は何と言っても何時間でも入っていられる優しいぬる湯と、体全身にまとわりつく強烈なアワ付き(気泡)がある炭酸泉です。
冗談抜きで体中子持ち昆布状態になります(笑)
体中にまとわりつく気泡が肌をツルツルのスッベスッベにし、そのまとわりついた気泡を摩ると肌触りが優しく馴染む感じで気持ち良く、この動作がやみつきになります。
この肌触りと湯あたり知らずのぬる湯がうまくマッチし長湯を誘い、湯上がり後に気泡の加温効果で体ポカポカになります。
後効きタイプの温泉ってやつですね。
分析表によると41度もあるそうですが、体感温度は約35~36度で少しぬる過ぎるくらいなので冬場は避け、夏の甲府盆地の猛暑に訪れるのがベストでしょう。
勿論この季節も問題なしです。
ここも自分自身タイコの帰りに2~3回立ち寄っていますが、毎回確実に2~3時間コースです(笑)

男女別の内湯と露天が1つずつあり、浴槽は当然のごとく全て源泉掛け流し。
湯量が半端なく、鮮度が良い黄色がかった源泉がエンドレスに各浴槽から大量にオーバーフローしています。
薄らと鉄臭と鉄味がする源泉は飲泉も可能で、玄関にある奇妙な形の飲泉所からペットボトルに温泉をくんで持ち帰る人が多く見られます。
効能性も高いという証拠でしょう。
個人的には鮮度が良い内湯が断然好みですが、露天も意外と鮮度が良く、浴槽がユッタリ出来る造りになっていて快適に過ごせます。
これで展望が良ければ文句なしですね。

帰り際に番頭さんにいろいろ質問してみたところ、ここは昔ぶどう畑だったそうで、ぶどうがぜんぜん儲からないので温泉でも湧かないかと畑を適当に掘ってみたところ、この山口温泉が噴き出したのだと聞かされました。
まさに番頭さんにとってのライフチェンジング温泉。
優しい人柄の番頭さんと優しい湯触りの山口温泉、心も体もじっくり優しく癒されてみてください。
野外フェスティバルやコンサート、クラブイベントの企画・制作・運営・PRに携わる傍ら、企業プロモーションやブランディングなどお硬い企業モノまでもそつなくこなす、もはや何でも御座れの何でも屋。音楽、旅、温泉をこよなく愛し、仲間たちと車でかっ飛ばし関東近郊のリアル温泉を毎週末攻めるそのアディクト志向なライフスタイルは、ファンキーでディープ且つエキサイティングでデンジャラス。そのストイック過ぎる姿勢は、たまに周囲から冷ややかな目で見られている。
infusiondesign inc. 所属
2010-6-2nd Up





