
こんにちは!
またもやすっかり間が空いてしまってすみません!
こちらの仕事が増えたり、パーソナルな問題が色々と浮上したりして、ドタバタしておりましたが元気にやっております。
その間に、長かった冬もやっと終わり、ここ2週間程は日も長くなって春の陽気が感じられるようになってきました。冬の間は寒くて暗くて、しかもそれが長くてどうしようという感じだったので、春が来た喜びもひとしおという感じ。ベルリンの人々が、まだ肌寒いのにオープンテラスに座りたがる気持ちも分かります。夏のバケーションでトップレスになったり素っ裸で泳いだりしたがる気持ちも分かるような……「太陽は出てるうちに浴びとけ!」ということなんですね。
ずっと道路がアイスバーンで覆われていたので乗れなかった自転車も、やっと解禁。乗れない間にバスや電車に乗るのも慣れていましたが、やはり好きな時間に好きな場所に移動できる自由と体を動かす気持ち良さに勝るものはないですね!快適自転車ライフ、再開です。
トーマスさんは一昨年の6月にベルリンを訪れた際に取材をさせてもらったことがあり、色々お話を聞かせてもらいました。80年代後半、東西統合以前からこの街に住んでいる、大先輩ベルリナーです。
このドキュメンタリー番組『24h Berlin』も、統一20周年を記念して「今のベルリンのありのままの姿を描き出そう」という意図のもと丸1年以上を費やして編集された、ベルリンに生きる実に様々な人々の暮らしを追った超大作。実際私もほぼ24時間分観ましたが、実に面白く、またベルリンに対する理解が深まる素晴らしいプログラムです。

http://www.theauteurs.com/24hberlin
トーマスさん自身は出演していませんが、東ベルリン出身のポール・ヴァン・ダイク、そして大いに話題となったリカルド・ヴィラロヴォスのスタジオ潜入、さらに通常は一切撮影禁止なPanorama Bar内でプレイする様子などが観られますよ!
このアルバムを少し聴いてみたいという方には、今ちょうどリリース元のKompaktのサイトで、1曲無料キャンペーンを実施中なので、ダウンロードしてみて下さい。
収録曲「Permanent Touch」無料ダウンロード
http://www.kompakt.fm/blog/4XJMiohPBjal
実は、トーマスさんがベルリンに移って来る前にハンブルグでホルガー・ヒラーやモーリッツ・フォン・オズワルドらと結成していたバンド、パレ・シャンブルグの曲のタイトルでもあったそうなのです。(気づかなかったー!!)
「ここには特有の”ベルリンの空気”というものがあって、それが私たちの生活の隅々にまで入り込んでいて、この街を特別な場所にしている。アルバム・タイトルは、ベルリンに住んでいる幸運な僕たちのような人間にこの空気がもたらすポジティブな作用を意味しているんだ。このアルバムはベルリンで作られた、ベルリンの人間による、ベルリンについての作品だから、その”最大公約数”となるもの(言葉)を探していた。それに、僕はかれこれ30年も音楽をやっているけど、自分の原点についても言及したかった。僕が最初にやっていたバンド、パレ・シャンブルグにも、”Gute Luft”というタイトルの曲があったんだよ。」
そう考えると、トーマスさんにとってベルリン人生のひとつの集大成のような重要な作品と言えそうです。
とても美しく、気持ちのいいアルバムです。ぜひ、これを聴いて「ベルリンの空気」を味わってみて下さい!
主な仕事は音楽ライター/通訳/翻訳など。
インディペンデントなヒップホップやダンス・ミュージックを得意分野とし、「徹底現場主義」がポリシー。
おもし ろそうなライブやパーティーをひたすらチェックしつつ、日本の音楽誌、カルチャー誌、ファッション誌などで通訳やインタビュー原稿の執筆をやっています。
現場で鍛えた耳と足腰には自信アリ。拠点を東京からベルリンに移し、新生活を始めると共に現地の音楽事情をレポートしていきたいと思います!
2010-3-30th Up





